ホールでの演奏 コンクールの審査で、多くのコンテスタントの演奏を聴きました。響きのよい広いホールで、同じピアノで弾くので、演奏者一人一人の持つ音の違いが、歴然と現れます。舞台の上で、自分の音が客席にどのように響いているのかを想像しつつ、鍵盤に向かって弾くのではなく、弦の端まで振動させるようにしなければと思ったことでした。
画家の眼 先日印象派を代表する2人の画家の展覧会に行ってきました。久しぶりに巨匠の絵を間近で観られて、豊かな気持ちになりました。また同じ構図、題材の絵が並べて展示されていたのですが、ここまで違うものかと、それぞれの画家の眼、表現に感嘆させられました。
鐘(続き) 別のお寺の老師さまですが、鐘の音を聴いて、どの弟子が打っているか、またその弟子の精神状態まで分かるそうです。 その位、打ち方によって音が変わるということなのだと、自分で打ってみて実感しました。